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汐見沖中古車輸出拠点港へ設計と岸壁工予定

大阪府は、堺泉北港汐見沖地区に多目的国際ターミナルの整備を計画している。中古自動車輸出の拠点港として機能強化し物流の効率化を図るため、20億円超の事業費で岸壁、防波堤、道路の整備、浚渫などを行う。本年度に詳細設計を行い、岸壁工事に着手する予定。09年度に防波堤、10年度に道路と浚渫を順次着工する計画だ。

 堺泉北港では輸出入貨物の取り扱いが増加しており、今後能力不足となることが予測されている。特に、1999年から扱っている中古自動車の輸出入貨物は、全国4位の実績に成長。本年7月には港内に大規模なオートオークション会場が誕生し、落札した車両を倉庫でストックしてから岸壁から輸出しているが、鉄鋼、合板、鉱産品などの貨物を同じ岸壁で扱っており、中古自動車ヤードや合板倉庫などが輻輳(ふくそう)している上に、岸壁の背後スペースが狭いため、非効率な荷役形態となっている。

 今回の計画は、堺泉北港を中古自動車貿易の拠点港として育てるため、汐見沖地区(泉大津市夕凪町ほか)に桟橋形式による岸壁などを整備し、施設・設備を充実。オークション会場と中古車両の積み出し港を隣接することで、物流の効率化を図る。

 整備内容と事業費は、岸壁が水深11m、延長260m(20億円)、防波堤が延長80m(3億2,000万円)、泊地浚渫が水深11m、3万1,000m3(1億1,000万円)、臨港道路が延長1,400m、4車線(2億円)。維持管理費は年間400万円を
見込んでいる。

 本年度は測量、土質調査、詳細設計などを行い、年度末までに岸壁工事の一部を発注し、着工する計画だ全体の完成は、11年度を目指す。

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